笑ってはいけないいなば

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    いなば安定期で体重が増加傾向著しく、産院がやってる妊婦用運動プログラムに行ってきたよ。

    日替わりでメニューが変わるんだけど、その日のメニューは「マタニティフィット&ヨガ」。楽しい音楽に合わせて体を動かし、有酸素運動した後で、ヨガでリラックス、というものだった。

     

    「ママ友できるかなー」とドキドキしながら行ってみた結果。

     

    うん。無理。

    挨拶もない。笑顔もない。そもそもアイコンタクトが全然取れない。

    都会の妊婦さんは、基本皆無表情・無言だった。

    会話が周囲で始まることもなく、お腹がそれぞれに膨れた妊婦たちが、着替え、助産師による赤子の心拍チェックを受け、持ち場で待機して先生を待つ。

     

    いなばが唯一交わした会話と言えば、その助産師さんから心拍チェック受けつつ、

     

    「今日は研修生入ります、すいませーん」

    「どうぞどうぞ、あら、可愛いお嬢さん!」

    「○○中から職業体験で来ました、2年生の田中菜々美(仮名)です、よろしくお願いします」

    「まー、若いのに偉いわねー、頑張ってねー」

    「後で彼女も一緒に後ろで参加させてもらいますんで。いなばさんも頑張ってくださいね!」

     

    以上。菜々美ちゃん、はにかんでたけど笑顔でご挨拶してて立派やった。

    笑顔で挨拶、したいもんだよなぁ…。

     

    そうこうしてたらインストラクターの先生が来て、その先生も基本無表情。都会はほんとクール。

    でもかかってる曲はアップテンポな洋楽で、いなばちょっとワクワクしてきたよ。

    ストレッチと軽い筋トレの後、いよいよさらに曲は盛り上がる中、ごくごく簡単な足踏み程度のステップに腕を振って、それでもひっさしぶりに「ダンス!」みたいな気分で一人テンションあげてたら、先生が言ったよ。

     

    「ここから、産後の授乳を促すため、乳腺をマッサージする動き入ります! はい、みなさん両手でおっぱいの横を挟んで! 離す! 挟んで! 離す!!」

     

    言われるがままに、先生の動きをまねて、おっぱいを挟んで! 離す!

    するってーと当然に、ぽよよん! ぽよん!と弾むおっぱい。先生も妊婦もついでに中学2年生のおっぱいもぽよん! ぽよよん! だ。

     

    「これにステップを合わせまーす、はい、右足を大きく右にステップ、挟んで! 左足も大きく伸ばしてステップ! 離す!! 右足もっと大きくいっぱいに開いてー、おっぱい挟んで! 反対の足もおおきーく、はい、おっぱい離す!!」

     

    ステップ! ぽよん! ステップ!! ぽよぽよん!! 教室中が珍妙なステップでぽよよん!

     

    ってこれ完全に笑うとこだよね。

    っつーか、もう、笑うしかないよねって、半笑いで鏡を見たいなば愕然。

     

    あたい以外の全員、真顔。真顔でステップ!ぽよん!

     

    倍・おかしい。

     

    やばい、笑い、止まらないぞ。うふふふ、ぽよん! へへへへへ、ぽよぽよん!! ああ、菜々美ちゃん真面目にやってるよ、中二なんて人生で一番人前でおっぱい触りたくない年頃だろうに、恥じらいながらぽよよよよよーん!!

     

    その時かかってた曲がアリアナ・グランデ。

     

    アリアナが見てもきっと笑ったと思う。

     

    自分以外全員クリアしてた笑ってはいけないマタニティビクスを終え、産院出た後、10分くらい死ぬほど笑い続けた。2017年一番笑った。

    マタニティビクスでいなばが一番鍛えられたのは、おそらく腹筋あと表情筋。

    もういっそケツバットで締めてほしかった、妊娠6か月の秋。

     

     


    7年目の○○○

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      いなば、お昼ご飯をシャカリキで作ってたら、ピンポンがなったよ。

       

      「おーい、今手が離せないから出てー」

       

      と、ごろごろしてるメタボに頼んだら、インターホンに向かって良人がいそいそと、

       

      「はいはーい」

       

      元気よくお返事。応えて相手がキッチンまで響く明るい声で、こう言ったよ。

       

      「Hi! I am Anthony! We have a magazine!!」

       

      …あー、久しぶりに来たなあ。港区名物外国人の宗教の勧誘。これはいかん、「ことわってー!!」といなばが叫ぼうと丹田に力を込めたところで、メタボは言った。

       

      「は? はぃい?」

       

      いなばが目を点にしてると、相手も困惑したように、

       

      「Hello, do you speak English?」

       

      いかん、再度いなばが、「勧誘だから、ことわってー!!」と口を開きかけたところで、メタボは完璧な発音でこう言った。

       

      「大丈夫です」

       

      相手諦めて退散。この一連の流れを受けて、いなば思わず料理の手を止め、インターホンの前の良人に飛びつき、大歓声を上げたよ。

       

      「すごい! メタボさん!! 今の英語できない日本人のふり、完ぺきだったよ!!」

      「ソ、ソウ?」

      「それよりなにより、よくぞ相手の英語に合わせて、英語に切り替えて会話を始めることなく、日本人の伝家の宝刀"大丈夫です"で断るところまでやった!! いつの間に! こんな能力を!!」

      「エヘヘヘ」

       

      そう。これまで7年メタボさんは、インターホンで宗教やキャッチが来るたびに、馬鹿正直に相手が日本人なら片言の日本語で、外国人なら英語に切り替えて真面目に対話をしておったのだった。

      で、そのたびにいなばに、「日本人のセールスには日本語しゃべれないふりしとけば良いから!」「外国人は100%宗教だから、そもそも会話する必要ないから!」と怒られていたのだった。

       

      そんな、人を疑うことも己を偽ることも知らなかったぴゅあ・メタボが、とうとうキャッチセールスを自力で察知して断るという能力を搭載! これは感動ものだ。お赤飯を炊こうか。ああ、嬉しい。でも待て、メタボ、ちょっと聞け。

       

      「あのね、"大丈夫です"が断り文句になるのは、相手が礼儀正しい押し売りの場合であって、"大丈夫です"自体に=いりません、とか結構ですって意味はないんだよね。だから、相手が悪人だったら"大丈夫です"は効かないし、悪用されることもあるの」

      「マジか!? じゃあ"いりません"って答えれば良いノ?」

      「いや、"いりません"って答えると、今度は相手が"いる理由"を話し出しちゃうから。そもそも会話をはじめちゃあダメ。ということで、100%誰にでも使える良い台詞があるので、今後はこれも使っていきましょう」

      「そ、それはナニ?」

       

      これです。

       

      「今、揚げ物してるんで」

       

      キレ気味に言うのがポイント。

       

       


      胎恐

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        安定期に入ってだいぶ安定したいなば、数か月ぶりにベリーダンスのレッスンをお願いしてみたよ。

        久しぶりに会った観音先生(二児の母)は、あたいの腹を見て、

         

        「おー、まだそんなに大きくないねー」

         

        そして手で触れて、

         

        「…でも、確かに中に生き物の気配を感じるね…!」

         

        そうなんです。いるんです、この中に生物が。結果。

         

        「先生、胎動が…、胎動が…、正直"あ、動いた、可愛い!"って感じじゃ全然ねえんです! 膀胱をボコボコに暴行されてる日々なんすけど、何これみんなそうなの? 聞いてねーよ?!」

        「そうだよ? 言わなかったっけ? つらいよ。しかもまだ甘いよいなばさん、これが八か月過ぎるとね、胃を狙ってくるからね」

        「らしいですね…」

        「吐くよ。蹴られて即吐きだよ。私めっちゃ吐いてた。友達も吐いたっつってた」

         

        ま・じ・か。

         

        「うそでしょおおおおお!? それは初耳すぎるよ? っていうか、先生双子だったからだよね? 一人ならそこまでのことないよね?!」

        「わかんないけど、すごい痛かった。あまりの痛さに頭にきて、私いちど思わず殴り返したもん」

         

        世界で一番殴っちゃいけない部分を、宇宙一殴っちゃいけない人が思わず殴る級、の、痛み。

         

        「でも、当然痛いのは私なんだけどね、あはははー」

        「アハハハー」

         

        声だけ唱和したけど、その時のあたいの顔は泣いてたと思う。

         

        「…先生、あの、子育てのコツってあります?」

        「あるよ!」

        「何、何?!」

        「あのね、怒る!!!」

        「ほ、ほお?!」

        「問答無用で怒る、ダメなものはダメで。最初が肝心だから。皆最初可愛くて甘やかして、後で取返しつかなくなるんだよ。抱っことか、おやつとか。うちはそもそも双子で物理的に抱っこはもう二か月過ぎたら不可能だし、最初からダメって言ってたから要求されたことない。どれだけ私に言っても泣いても無理ってわかってるんだよね」

        「なるほどー、でも、怒っちゃって良いの? 話して理解させないといけないんじゃないの?」

        「下手に理由説明すると、あいつらそこをとっかかりに交渉して来ようとするから。ダメなものはダメが一番だよ。そして迫力を出して怒ること」

         

        いなば、とりあえず授かってから100冊くらい育児本読んだけど。

         

        「…それって、完全に平成と逆行っつーか、やらない方向で行きましょうって言われてるヤツじゃね?!」

        「そうだよ!! 」

        「そんなことして、子供グレない? サイレントベビーになんない?!」

        「うちの子、グレてる? サイレント?」

         

        いえ、めっちゃ程よく良い子で、おしゃべりの絶えない良い感じの親子仲っすね、思春期の今ですら。

         

        「あとねー、親子だけなら良いのよ。幸せなのよ。実は。困るのは、周りがそれぞれ勝手なこと言うから、それが一番辛いよ」

        「ああ…なんかわかる気する。それはどうすりゃいいの?!」

        「言わせておいて、気にしないことだね!!」

         

        まとめると、子供とは問答せずに怒り、周囲には言わせておいてスルー。それなんてモンスターペアレント?と思うけど、なんというか、一理あるというか、育児ノイローゼにならんコツ的なものは見出した気がする。

         

        すごい極端な言い方してるけど、要は「自分をしっかりもて」ってことなんだろう。

         

        対話については色々と思うところがあるけれど、とりあえず今んとこいなばが一番腹の中の吾子に心を込めて語り掛けてる言葉は、

         

        「ああ! そこ蹴るとママ痛い、ママ痛いよー!!」

         

        こればっかり一日十回以上叫んでる日々。

        自称は「お母さん」にするつもり満々だったのに、気弱になると「ママ」になんだなってことがわかった22週目。


        くっくみーてんだー

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          もともと料理がわりとできて、いなばのつわり期間中にさらに腕を上げ、「レシピさえあればなんでも一通り作れる」自信を得たメタボさんが、一緒に出掛けたスーパーの精肉売り場の前で、叫んだよ。

           

          「スペアリブが食べたいヨ!」

           

          スペアリブな…。わりと脂身多めで、骨が多いからコスパ悪いんだけど、その骨と脂によって美味しさが倍増する、結局トントンな魔性の食い物な…。今日はセールで10%オフか…。そうか…。

           

          「よし、わかった! 買ってよし! ただし!」

          「ただし、ナアニ?」

          「レシピは私が探したもので作ってもらおう!!」

          「…!? ナゼ!!」

           

          それはね、メタボさんが前作った時、アメリカのレシピでやったらオーブンの火力が違いすぎて、何度も加熱した結果、くっそ時間がかかるわ、肉が縮んで悲しいほどサイズが減るわな上にも、固くなったのがトラウマだからだよ。ちなみに味は美味しかったから余計に悲しかったよ。

           

          「そんなわけだから、悪いけど、アメリカレシピ禁止! オーブン禁止!!」

          「ナント!!」

          「私がクックパッドで、フライパンか圧力鍋で作れる評判の良いレシピみっけてくっから、それで作るように!」

          「…わかった。わかったヨ!」

           

          本当は本式の作り方&味でやりたかったメタボ、嫁の断固とした態度に速やかに白旗。早速帰宅し、いなばいくつかのレシピを比較検討、一番美味しそうで面倒なさそうなやつをピックアップ。メタボに渡し、メタボ調理開始。

          圧力鍋使ったからあっとゆうまにでけて、1時間後にいただきまーすとなったよ。

           

          身が縮むことも固まることも焦げることもなく、すっごい美味しそうなスペアリブだった。

          ほんとに素敵なスペアリブだった。

          事件は、フォークをぶっさした時に起きた。

           

          ほろっ。

           

          と音がして、肉のかたまりがほぐれて、それをおっとっとと口に運んだら、口の中で、とろけて消えた。

           

          いなば、目が点になった。

          隣で一口食べた、メタボも目が点になってた。

          点同士の目で顔を見合わせ、しばらく沈黙し、また食べたけどやっぱし口の中でほろほろ溶ける。ちなみに味は立派にスペアリブ。スペアリブの味付けなんだが。

           

          「コレは…、スペアリブじゃナイ!!」

           

          温厚なメタボが珍しく荒い口調で断言。

           

          「コンナノ、豚の角煮ダヨ!!!!」

           

          美味しいけど、美味しいけど、と言いながら、スペアリブの見た目をした角煮(しかも自分でクリエイトした)をはぐはぐほおばるメタボを見てたら、今年一番の罪悪感で胸が半端なく締め付けられて、いなば死ぬかと思いました。

          スペアリブの醍醐味つったら、手づかみで、肉を骨から食いちぎる部分なのに。

          フォークでほろほろ崩れてしまうなんて。

           

          まさに、歯ごたえないこと、この上なし。

           

          わりと和食で寿司とかがアメリカで改悪されちゃうことあるけど、悪気なく逆もあると知った秋風の吹く日。次はフライパンのレシピ探して見せるからね!

           

           


          そういえば

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            さて、妊娠糖尿病と診断されて、管理入院されたいなばのその後は。

             

            意外に順調。

             

            カロリー計算とか時間を測って、とか、考えてみると私縛られるのそんなに嫌いじゃない方だった。

            言われた通りにちゃんとやれば結果が出る、とわかっていると、自分の頭で考えないで良い分逆に楽。

            何しろ、栄養士が計算したカロリーと食事のメニュー表ってものすごくって、その通りにやってると面白いほど体重、体脂肪が安定する。

            いなば、体重計と連動して、もろもろのデータをグラフで見せてくれるアプリを使ってるんだけど、それに妊婦の理想的な体重の増減ラインが表示されるんだが、完全にそれと一致して体重が推移するようになった。笑えるほど同じライン。前はがったがただったのに、すげえ。

             

            おかげさまで20週の健診でも、母子ともに健康で、栄養士さんに涙目で褒められた。

            …栄養指導通りにやる人、どうやらほとんどいないらしい。そりゃあたいも自然妊娠で仕事してたら絶対できないけど、栄養士も大変だなあとちょっと同情した。

            そして20週の健診で、もう一個わかった事実。それはエコーの時のこと。

             

            「いなばさん、性別知りたいですか?」

            「ええ! はい! もちろん!!」

            「…えーと、ついてますね。男の子です」

             

            ついてましたよ!! みなさん!!

             

            ってなわけで、これならなんとか出産までインシュリン打たずにイケるかなーと思いつつ、実家の母ちゃんとお茶した時のこと。

             

            「大変ねえ、私も血糖値高いからって、毎月糖尿病の検査受けてるから気持ちわかるわぁ」

            「…え?」

            「自分で指の先から血を出して、血糖値チェックする機械持ってるわよ? 月に一回必ずチェックしてる」

            「…えええ!? か、かーちゃん、血糖値とコレステロール値が高めだって話は前々から聞いてたけど、事態はそこまで深刻になってたの?! 初耳だよ?!」

            「言ってなかったっけ。もう何年もよー。だから私食事にすっごく気を使ってるのよ。それなのに、あんたのお父さんは、全然好きなもの好きに食べて平気で、納得いかないわ!!」

            「うん、その話はもう何回も聞いてる」

            「そういえば、そのお父さんのお祖父ちゃんとお祖母ちゃんは、二人とも糖尿病の気があったのよねー」

            「はああ?! その話は初耳だよ!?」

            「そうだったのよー。夫婦そろってひっかかってたはずよ、確か。今思い出したわ」

             

            ちょっと待てババア。

             

            そうするとだ。今の話を総合するとだ。

            あたい母親に似ても糖尿やばいけど、父方に似たところで、糖尿やばい、糖尿サラブレッドじゃねえの?!

             

            「そういうことになるわねえ…。頑張って」

             

            頑張れないと思う。私が頑張っても膵臓が限界だと思う。

            …覚悟、しておこう。

             

            いなばがそう決意したその夜、メタボが半笑い半泣きの顔であたに話しかけてきたよ。

             

            「いなばちゃん、ベイビーが男の子だったって話したら、兄サンから連絡がきたんだけど、"そういえば、男ってことだったら気を付けた方が良いぞ。アメリカだと男児はADHDだと誤診されやすいんだ。暴れん坊で、落ち着きがなさ過ぎて。お前んとこも間違えられないようにな!"って言われたヨ」

            「へー、そんなんあるんだー、アメリカすげー。でもここ日本だし大丈夫じゃね?」

            「それが、いなばちゃん、その後母サンからも連絡が来て、"そういえば、男ってことだから気を付けた方が良いわよ。あなたとあなたの兄は子供のころADHDだって二人とも言われたから"って」

            「はああ?! ウソでしょ?」

            「本当だっテ」

            「で、どうなったの?」

            「兄サンは、あんまり落ち着きがなくてトラブルメイカーだから、校長がADHDじゃないのかって指摘して、それでADHDの検査する人が来て、チェックしたら違かっタ」

            「で、メタボは?」

            「私も、あんまり落ち着きがないからやっぱりADHDじゃないのかって校長に検査を勧められたんだけど、私の母サンが担任にすごく文句言って、担任が校長を説得してくれて、大丈夫になっタ」

             

            ちょっと待てメタボ。

             

            そうするとだ。今の話を総合するとだ。

            メタボ家の男児二人はそろって校長が心配するほど落ち着きがなかったってことやな? ちなみにあたいも落ち着きのなさにかけては定評のある子供だったわけで、メタJr.てば、完全に落ち着きのないサラブレッドじゃねぇの?!

             

            「そういうことになるねぇ…、頑張ロウ!」

             

            頑張りで、どうにか、なるのか。

             

            もう、両親族から聞く「そういえば」が怖すぎて、うかつに話聞けない9月。

             

             

             


            サガワかヤマトか

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              いなばの腸の動きじゃなかった胎動、あれから頻度も増えて、日に何度か感じるようになった。

              ぐにょぽこりん! ぐにょぽこりん!となる度、あたいが思わず、

               

              「あ、動いた…!」

               

              いうと、メタボは優しい顔をして、

               

              「可愛いなぁと思うでショ? 愛が増えてく感ジ?」

               

              と聞いてきたが。

               

              いや。

               

              実際。

               

              ぶっちゃけしょうーじきに言うと。

               

              「…あのね、サガワとかヤマトがさ」

              「? うん」

              「今日あたり届け物が来るのはわかってるし、物が届くのもうれしいし、別に彼らも乱暴なわけでもないんだけど」

              「う、うん」

              「朝とか、パジャマでのんべんだらりとしてる時に限って、いきなりピンポーン!ってチャイムなると、わかってるのにビビる。ちょービビる」

              「アア…」

              「申し訳ないが、そんな感じっす」

               

              もう人生の大半、宅配便さんのお世話になってるのにいまだにチャイムの音でビビるのって、あたいだけだろうか。うちじゃメタボも飛び上がってビビる派。

               

              などとのんきに話している間も、胎動は日に日に強くなり、今じゃあ「ぐにょぽこりん!」なんて可愛いものではなく、「ぼこぉ…! ぼっこぉ!」みたいな感じになってる。

               

              いつもじゃなく、横になって寝てると、5分くらいめいっぱい暴れる君状態。

               

              「ぬ! う、動いたぁ!」

              「ホントに?!」

              「つーか、ぬぅ! ぬぅう! 激しい!! これ、ひょっとしたらメタボさんでもわかるんじゃね? ちょっと手当てみ?」

               

              言ってはみたが、まだ19週だし、中から感じてるあたいと、あたいの腹の脂肪層を通してるメタボとでは全然条件違うから、まあ無理かもなあと思いつつ、しばらくおしゃべりしてたら。

               

              ぼっこぉ!

               

              「わかったァ!!!」

               

              …キック力、結構ある子みたいだ。メタボさん感動半分ドン引き半分。

               

              「これ…痛くないノ? いなばちゃん」

              「痛くはないが…、平然としてもいられない…。なんていうか、サガワとかヤマトがさ」

              「? う、うん」

              「オートロックが開いてたから、メインエントランス通さず、したがって、チャイムもならずに、もうマンションの部屋の前に来てて、いきなりドアガチャガチャ言わせられた(本物の宅配業者さんはもちろんそんなことしないけど)がごとし」

               

              つまり。うるとらビビる。

               

              「アア…、そりゃ怖いネ」

              「うん、でさ、もっと怖い情報だけど、あたいまだ19週で胎動始まったばかり」

              「ヘエ」

              「胎動のピークは30週以降にやってくるそうで」

              「…ヘエエ」

              「そのころんなるとサイズもパワーも今の比じゃなく、妊婦さんによっては胎動でアバラが折れたりすることも」

              「エエエエエエ?!」

               

              まあ、よくある話ではないけど、全くない話でもないそうです。

               

              たぶん、その時の感じを予想すると、もちろんそんなこたー絶対しないことは百も承知で例えるなら、

               

              「サガワとかヤマトが、オートロックが開いてたから、部屋の前まで来れてて、うっかり鍵が開いてたから、100%善意でなんの前触れもなくマンションのドアをガン開き、チェーンロックに激しく阻まれる音がする」

               

              くらいの驚きだろう。

               

              贈り物が届くのはほんと嬉しいんだけど、受け取るまでのビビりが半端ないのが妊娠・出産だった。

               

               

               


              優しいきもち

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                現在妊娠糖尿病まっさいちゅうのいなば、自分の血糖値の上がり下がりいろいろ見比べて、どうやら「白米」が一番ガツンと上がって、パンだとそこまでひどくないことに気づいたよ。

                 

                というわけで、つわりも収まったし、久しぶりに外食行くべえと選んだ店が、野菜にこだわりありで、シーフードの美味しい、フレンチ。

                意外にフレンチは、つけ合わせのパンを控え、デザート食べなければ、最初にスープにそれからサラダで、血糖値のあがりが比較的ゆるやかなんすね。

                イタリアンもサラダやメインはイケるんだけど、パスタで一発アウト。パスタはほかのどの炭水化物よりもダメな食材らしく、一回の食事であたいが食べて良い量は、驚きの30g(1/3束)だ。

                米なら70g(茶碗半杯)、パンなら45g(8枚切り1枚)なのに、すごい格差。

                悲しくなるほどちょっぴりしか食べられないから、イタリアンは産後まであたいの中では滅びた形。

                 

                さて、そんなわけで出かけた木場のフレンチレストラン。

                ここはお味も良いし、サービスも素敵なんだけど、何よりオリエント急行の列車が一両お店の前にドーンとあって、食後のコーヒーとお茶菓子はその中でいただけるのが、すっごい楽しい。

                予約の際に一応「妊婦なので、移動しやすいお席だと助かります」って書いておいたら、注文を取る時にウェイターさんが、色々と気遣ってくれたよ。

                 

                なんと、彼の奥様も妊娠中で今まだ安定期前とのこと。おかげで他人事ではないらしく、ちょお親身に声をかけてくれる。

                思わず私も気になって、前菜が届けられるときに、

                 

                「奥様、つわりは大丈夫ですか?」

                「ああ…、うちのは吐くって感じじゃないんですけど、生理痛のすごく重いのがずっと続いてる…みたいな感じらしいんですよね。ずっと下腹が痛いみたいな」

                「そんな症状の場合もあるんだぁ。それはお気の毒ですねぇ」

                「とにかく体がだるくて重いって」

                「うわあ、めっちゃわかる。早くつわり終わりますように」

                 

                メインが届けられるときにも、

                「それと、お乳が張ってきてるみたいで、体がなんかいつもと違う感じで、重力をすごく感じるって言ってました」

                「ああ、そうそう、そうなんですよね。おっぱいは痛いし、いつもプールから上がった後みたいな感じなの」

                「しんどそうでねぇ」

                「しんどいんですよねぇ」

                 

                で、最後の飲み物のときに、

                「とにかくお互い、無事に生めたらいいですねぇ」

                「本当に、無事に、無事に。無事であってくれたらほかになんもいらないですねぇ」

                 

                つってしめたんだけど。

                 

                考えたら。

                こんな若い男性で、よその旦那さんと、いきなり初対面で。

                 

                「生理痛」とか「お乳」とか、まったくなんの下心も違和感もなくなのにすごい共感しながら、フレンチのお店で話してるの、ものすげえ。

                 

                同時に、彼は良い旦那さんだなぁと感動した。

                嫁のつわりの辛さをいっこいっこちゃんと聞いて、そのしんどさに共感するあまり、思わずよその妊婦とまで気持ちを分かち合っちゃうなんて、すごく優しいきもちだ。

                素敵なお父さんになるだろう。

                 

                いなばの人生で初めて、男性と「おっぱい」という単語をまじえながらも、最初から最後までお互い爽やかだった会話。


                ぐにょぽこりん

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                  メタボさんと結婚して7年、そのうち5年くらいを日々「こどもができないー、妊娠できないー」と繰り返していたせいで、いざできても実感とゆうのが全然わかない。

                   

                  おなかがちょっとずつ膨れてきても、食べ過ぎた翌日、便秘気味のお腹に酷似したシルエットのせいで、

                   

                  「これ、本当はエッジィ(ややとんがった)なうんこなんじゃね?」

                  とメタボに聞いては、

                  「エッジィなうんこじゃないヨ! 赤ちゃんダヨ!!」

                   

                  と毎日突っ込まれてた。

                   

                  「だいたい生理きてないデショ!!」

                   

                  ともっともなことを言われて、確かに…、じゃあほんとに妊娠してる感じなんだな!と思うんだけど、翌朝にはやっぱり。

                   

                  「やっぱこれ、エッジィなうんこなんじゃ?」

                  「エッジィなうんこじゃないヨ!!」

                   

                  をエンドレス。

                   

                  一応おなかに向かって夫婦で話しかけてもいたけど、妊娠糖尿病で入院してみたら、胎児じゃなくうんこに向かって話しかけてた事実が判明。もうグダグダだった。

                   

                  そんないなば、すでに4歳と1歳の子を持つ子とランチをしたよ。妊娠・出産・子育ての先輩に、とりあえず今一番気になること聞いてみた。

                   

                  「ねえねえ、ぶっちゃけ生む前生んだ後、育ててみて、トータルで一番しんどいことってなあに?」

                   

                  つわりかしら、会陰切開かしら、夜泣きかしら、嫌々期かしら? と思っていたら、答えはそんなシンプルなもんでなく、

                   

                  「それがさぁ、精神的と物理的で、また違うもんがあってさぁ」

                  「へ、どゆこと?」

                  「例えばさ、赤ちゃんの頃ひたすら泣いてて、なんでもやってあげなきゃいけないのは、体はしんどいけどまあもうしょうがないから諦めはつくじゃん。でもうちの上の子、弟ができたら赤ちゃん返りしちゃって、ご飯食べさせてとか、服脱がせてとか、赤ちゃんにやってあげてると隣で言ってくるんだよ。もうできるのに!! あなたはできるでしょ?!っていっても、できなーいとか言って。これがすっげえ精神に来る」

                   

                  …なるほどです。

                   

                  しかし、聞いた話だと、上の子にとって第二子がやってくるって、

                   

                  「今まで夫婦で幸せにやってた妻のところに、いきなり夫がある日、自分より若くてかわいい女の子を連れてきて、"今日から一緒に暮らすから。お前年上なんだから面倒見てやれよ"と宣言されてその通りにされるぐらいの衝撃とストレス」

                   

                  らしいことを思うと、赤ちゃん返りすんのも諦めはつく、ような気もする。

                   

                  「それはそうともう胎動はあった? 私は最初の子が16週で、二人目は14週でわかったけど」

                  「それなあ。今あたい17週で、病院では18週くらいで赤ちゃんの動き感じると思いますよって言われたけど、特にないなあ。朝起きぬけに腸がグルグル言うけど、そりゃうんこだし」

                  「…いなば、それ、胎動じゃないの」

                   

                  へ?

                   

                  「いやあ、違うと思うよー。ほら、なんかすっごい激しく腸内で便が動くときグルグル言うじゃん、アレだよ。実際トイレ行くと出るものでてすっきりするし」

                  「いや…それが胎動だと思うけど…」

                   

                  マジで?!

                   

                  いやー、違うだろー、うんこだろー。そう思いながらその日は帰って寝た。よく朝、自分の下っ腹の蠕動を感じた瞬間、思わずいなば叫んだよ。

                   

                  「こりゃうんこやない! 赤ちゃんやあ!!」

                   

                  なぜなら、その感じ、グルグルだけじゃなかった。グルグル動く感じの後で、いたちの最後っぺ的に「ぽこん!」がつく。

                  そう、正しく感じるままを音にするなら、それは

                   

                  「ぐにょぽこりん!」。

                   

                  こんな動きのうんこがいるわけない。赤ちゃんだ。赤ちゃんだヨオオオオオ?!

                  っていうか、だから最初からみな赤ちゃんだって言ってたわけだけどォオオオオ!!

                   

                  …なんか、しかしこうやってみると、あたいのマタニティライフは、ひたすら赤ちゃんとうんこを勘違いっぱなしですぎている。

                  いざ生む際、陣痛を「これは赤ちゃんじゃない、うんこだ!!」って思いこむ妊婦の話、他人事のように笑ってたけど、完全に自分事になってきた妊娠17週の朝。

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   


                  顔面蒼白

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                    メタボさんといなばの趣味はおさんぽ。

                     

                    隣近所をひたすら二人で歩いていると、とかく目につくのがマンションの名前である。

                     

                    「うへえメタボさん、ナイツブリッジ(ロンドンに実在する高級エリア)○○壱号館って、風呂敷広げすぎじゃね? いっこもナイツブリッジ感ないよ?!」

                    「あっちにもっとスゴイのあるよ、○○グロリアスプリンセスガーデン(栄光あるお姫様の庭園)。…姫…住んでるのカナ?」

                    「おじさんの住人が住所書くとき居心地悪かろうよ…。なんでこうなるかねえ」

                    「オシャレにしようとしたのカナ?」

                    「張り切りすぎて詰め込みすぎて一回転しちゃった感じだろうね。うーん、なってない! 私ならもっとシンプルにするね! 書くのに簡単で、電話で聞いて一発で字がわかって、配達屋さんが困惑しないわかりやすさを重視、そう! 例えば!!」

                     

                    そう言いながら周りを見渡し、青い外壁のマンションを発見したいなば、程よい名前を提案することにしたよ。

                     

                    「そう、あれならまず"蒼の"!」

                     

                    口から飛び出たあおが、青じゃなく蒼だったことに我ながら軽く蒼ざめながら、言いかけたものを途中でひっこめられず、大慌てで付け足したのがこれ。

                     

                    「"蒼の衝撃"!!」

                     

                    もうこの時点でどうしてこうなったのかわかんなくて半狂乱で、その青い外壁のマンションが二つ並んでることに気づいたいなば、傷の上に傷を重ねて、こう叫んだ。

                     

                    「うん、"蒼の衝撃・第弐号"どうだ!!!」

                     

                    最低だ。

                     

                    「…なんか、わかったよ。なんでマンションの名前が変になっちゃうか。体感した。マンションに名づける、この行為は、人を狂わせる」

                    「…そのようダネ…」

                    「久しぶりに自分の中二病魂が具現化したとこ見たわ…まだ滅びてなかったのにびっくりだわ…」

                    「…私もビックリしたヨ…いなばちゃん…」

                     

                    アメリカ人のメタボにすら通じる"蒼の衝撃・第弐号"の中二感。自分の実力にふるえる。

                     

                    っていうか。

                     

                    私、半年後に大事な「名づけ」作業が待ってるんだけど。

                    ここに来て一気に自分が信じられなくなってきた。

                    こりゃもう、座右の銘「大事なことこそ他人任せ」を発動すべきか? メタボに丸投げか? でもメタボだって立派な元オタクだし、そもそもアメリカ人だし、日本人のネーミングなんて上手にこなせるか怪しいぞ?!

                     

                    「ね、ねえ、メタボさん、生まれてくる赤ちゃんが女の子だとして、日本語名つけるとしたらなんてする?」

                    「え? 日本語の名前? そうだネエ…」

                     

                    しばし考え込んだ後、メタボが控えめに提案したのがこれ。

                     

                    「いずみ(泉)とか、アトかえで(楓)はどうカナ?」

                     

                    最高です!

                     

                    っていうか! アメリカ人に日本語のネーミングセンスで完敗した私ってなんだ!!!

                    いやまて、自国語だからこそ起こるバグかもしんねえ。メタボも英語名にしたら中二病炸裂するかも、そうよ!! メタボさん、じゃあアメリカ名だったらなんにする?!!

                     

                    えー、なんだロウ…と再度沈思黙考したメタボ、ぽそっと。

                     

                    「Chloe(クローイ)カナ」

                     

                    …やばい、このメタボめっちゃ、趣味いい。

                     

                    ちなみにいなばがもし英語名を女子につけるなら、「Coco(ココ)かSugar(シュガー)だね!」元気よく言うと、メタボが珍しく渋い顔をして、アドバイスをくれることには、

                     

                    「いなばちゃん…それは、ストリッパーの芸名ダヨ。フツウつけないヨ」

                     

                    最低だ!!

                     

                    結論、二か国語にわたって、あたいのネーミングセンスは最低だし、メタボのネーミングセンスは最高。

                     

                    名づけはメタボが決めるに決定した蒼の衝撃事件。

                     

                     


                    枕を高くして

                    0

                      さあて、妊娠糖尿病で入院から帰ってきたいなば、毎日の食事が6分割になりましたよ。

                       

                      朝・10時・昼・15時・夜・20時と一日6回にわけて、1700kclをバランスよく食べるっちうプレイであります。

                      日ごろ食ってる飯が小分けされて、炭水化物が増えて、油分と脂質が減ったよな感じ。

                       

                      この10時、15時、20時には補食と言って、茶碗半杯とかトースト1枚などで約115kcalの炭水化物+130kcal分のヨーグルトとかクラッカーとか、果物とかを食べねばならない。

                      こんぐらいなら、外食しないで家飯くってる分にはいけるいける、と思ってた、いなば甘かった。

                       

                      退院した翌日、6分割の最後のご飯食べて、寝たその夜のこと。

                       

                      「いたたたたたたた! え? 痛い?! いったーい」

                       

                      痛みで目が覚めたよ。

                      どこが、と言えば腹。あたい入院して一個良かったのは、自分のはらわたの位置関係がわりと把握できるようになってたこと。

                      デルタ上じゃない、つまり、赤子や子宮じゃない。

                      腹の一番でっぱってるとこでもない、つまり、腸の消化不良とかでもない。

                      痛むのはその上、もっと上、胸の真下のみぞおち…こりゃ、胃だ。

                       

                      …今、人生で一番消化に良い食い方余儀なくされてるのに、なんで胃が痛むよ?!

                       

                      理不尽さに打ちのめされながらいなば輾転反側してその夜はなんとか過ごし、朝起きたらまいがっ、痛みもあるけど、もたれてる。なんだ朝からのこの胃もたれ。どうゆうことよ?!とググったら、出てきた答えがこちら。

                       

                      えー、

                       

                      1)妊娠すると増えるホルモンが、胃の動きを弱らせる

                      2)赤ちゃん育って胃を圧迫、胃の動きを弱らせる

                      3)妊娠するとホルモンバランスが崩れて自律神経が乱れ、胃の動きを弱らせる。

                       

                      そう、胃が弱らせられてる。

                       

                      妊娠の罠が多すぎて、震える。そしてその罠にことごとくはまるまいばでぃの律義さにも震える。

                       

                      ちなみに対処法は、

                       

                      1)一日の食事を5、6回に分けて食べて胃の負担を減らす

                      2)消化に良いものを食べましょう、ヨーグルトやクラッカー、果物など

                      3)胃を冷やさない

                      4)枕の位置を高くすると、胃酸が逆流しづらくて良い

                       

                      やってるよ?!

                      4)以外全部もうやってるよ?!!

                      やっててなお胃が痛いって、マジかこれ。

                       

                      とりあえず、やってない4)に願いを託し、夜枕を高くして(ふかふかのやつを二個重ねて、背中から傾斜をつけてみた)寝たら、おお、すごいマシ!! これ、胃酸が逆流気味の人は皆試してみてね!!!

                       

                      …妊娠糖尿病の六分割食、ちょおめんどくせえと思ってたけど。

                      この食べ方してなかったら、おそらくあたいの胃の痛みと不調、こんな程度じゃすんでなかった、と思うと毒をもって毒を制すと言うか、マイナスにマイナスをかけるとプラスになると言うか、世の中悪いだけのことってないですねほんと。

                       

                      ちなみに、あたい、安定期になったら国内旅行いきたくて、旅友達のふじこちゃんといろいろ夢を語ってた。

                       

                      「レンタカー使えるなら北海道まで足伸ばしても良いかも!」

                      「四国で高知の美味しいカツオ食べて、香川でおうどん楽しんで!」

                       

                      …この、分割食で食事内容だと、北海道即アウト。おいしさがクリーミーすぎ、肉肉しすぎ。

                      四国もなあ…うどんは血糖値が即上がる主食の代表格だし、高知の気前の良い盛りが今は仇になりかねない。

                       

                      こうなると…、少ない量で淡白で上品で、カロリーも多すぎず…となると、…湯豆腐、

                       

                      「は?! 京都?!!!」

                       

                      鍼灸師のさとたんにアドバイスを聞いたら、「意外に補食は粉ものがおすすめよ。そう、タコ焼きとかお好み焼き。少なめでね!」

                       

                      「は!! 大阪?!!」

                       

                      ふじこに打ち明けて相談してみたら、「神戸はベーカリーがあちこちにあるから、パンもの補食で手に入りやすいで」

                       

                      「は!! 関西!!!!」

                       

                      血糖値と胃に導かれるままに、秋旅は関西方面で決定しました。

                      枕読者に関西在住の方おられましたら、「こんな食べものおすすめです」「このお店良いです」等教えていただけたらうれしいのです。

                       

                       


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